エアコンのカビ対策
今回は、エアコンのカビ対策をご紹介したいと思います。
夏場のエアコン内部は結露水がたまりやすいため、湿度が90%以上になっている事が多く、カビが繁殖するには絶好の環境が整っています。
先ずはご自宅のエアコンの吹き出し口を覗いてみて下さい。内部に黒い斑点が付いているとカビの可能性が非常に高いです。さらにこのカビは見えている部分だけでなく、見えにくいファンの内部などにも多く発生します。
これを防ぐにはフィルターを定期的に掃除して、内部に埃や汚れがたまらないようにする事が大切です。
(1) まずは掃除機
フィルターを外す前に、フィルターの周りやエアコンのパネル部分に付いたホコリを掃除機で吸い取ります。そうする事でフィルターを外した時にホコリに降ってくるのを防げます。
(2) 外す時はゆっくり丁寧に
フィルターは非常に薄くて柔らかいプラスチックの樹脂でできています。無理に引っ張ったりすると破損する可能性があります。また、勢いよく引っ張りすぎると奥からホコリの塊が落ちてくる可能性もあるので注意しましょう。
(3) 外側からそっと掃除機をかける
ホコリはフィルターの外側に付いているので、外側から掃除機をかけましょう。内側から吸ってしまうと、逆にホコリやフィルターの目に詰まってしまいます。
(4) 水洗いも忘れずに
掃除機で吸うだけでは目に詰まった細かなホコリは完全には取れません。掃除機で吸った後に2回に1回はお風呂でシャワーをかけて水洗いしましょう。ポイントは掃除機とは逆に内側からシャワーをかける事。洗剤を使う場合はキッチンの中性洗剤を水で薄めたものを使い、柔らかいブラシを使えばフィルターを傷めません。