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孤独死で腐敗したお部屋に入るときは

2020-01-13

身内の方が孤独死されて、その現場となるお部屋に入る事になっているのでしょうか。

大家として貸し出している部屋で孤独死があった場合にも、お部屋に立ち入る事があります。

大変残念な事に、身内の方がお部屋で亡くなり発見されるまでに時間が経過してしまうと、強い臭気を放つようになり、害虫なども大量に発生します。

ご遺体の腐敗が進むと、一般の方では入室が困難となり、特殊清掃業者による消臭や除菌、害虫駆除などの処理が必要になります。

 

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(1) 死後、早い場合は2日以降は要注意!

部屋で誰にも看取られずに本人が孤独死を迎えると、ご遺体はそのまま放置される形になります。

孤独死をされる方は現場がご自宅の場合、普段から連絡を取っている方が少ない傾向にありますので、長時間そのご遺体が発見されないまま放置されている事が大半です。

このような状態になると、夏場や暖房のついたままの状態など室温が高い時は早くて2日、低温の状態でも遅くとも1週間経過した頃には、ご遺体の腐敗は進み、独特の腐敗臭がするようになります。

また、その死亡時に血液や体液が部屋に飛び散った状態になっている場合もあります。こたつや布団に入ったまま亡くなられていると、その箇所から急速に腐敗が進みます。

ご遺体の強い腐敗臭、死臭は、ご遺体を運び出した後もお部屋の建材や家具に染み付き、長い間残ってしまいます。

死臭はとても強烈なので、消臭されていないそのままの状態では一般の方は立ち入る事はできません。吐き気や頭痛などの体調不良にもなりますので、特殊清掃業者による消臭を行う必要があります。

また、多くの場合、孤独死があった現場では、ご遺体から染み出た体液や血液など凄惨な状態となっている事があります。

こういったお部屋を一般の方がそのまま目にすると、精神的にも大きな負担となり、ご遺族が立ち入る際はその死のうえにさらに大きなショックとなる場合もあります。

孤独死があった場合は、「特殊清掃」と呼ばれる、ご遺体のあった部屋の清掃を行う専門業者に処置を依頼する必要があります。

一般のハウスクリーニング業者とは異なり、消臭や除菌など、ご遺体によるダメージを受けた現場に特化した技術や設備を持っています。

ご遺体由来の血液や体液からの様々な伝染病感染の恐れもありますので、不用意に一般の方は血液や体液に触れないようにする事が重要です。

このような観点からも、ご遺族が遺品整理のために部屋に立ち入る前に、特殊清掃業者に依頼して、お部屋の清掃を行ってもらうのが最善といえます。

 

(2) 腐敗すると、害虫や害獣も発生します!

生活をしているうえで残飯などのが腐敗すれば害虫が発生するのと同様に、ご遺体の腐敗が進むとゴキブリやハエ、ウジなどの害虫、ネズミなどの害獣が発生します。

このような害虫や害獣は非常に繁殖力が強いので、死後1週間で、数えきれないほどの量となり、一般の方では入室は出来なくなります。更には害虫、害獣には特有の伝染病があり、重篤な感染のリスクもあります。

特殊清掃の業者は、害虫の幼虫や卵を含めた生態系を熟知しており、徹底的な駆除を行います。
臭いについても同様ですが、害虫害獣は、孤独死のあった部屋だけでなく、同じ建物の別の部屋は、近隣の建物にも影響を及ぼします。

孤独死があると、例外なく「待ったナシ」の緊急事態となります。早い段階で清掃をいかに行うかが肝要となります。

 

(3) 入室して遺品整理をする場合の注意

孤独死のあった部屋に立ち入る際の多くは、遺品整理についての建物や現場確認の場合などが挙げられます。

お部屋の消臭や除菌、害虫駆除などを済ませて入室可能な状態になれば、次に行うのが「遺品整理」です。
特殊清掃業者の多くは、この「遺品整理」のサービスも行っていますので、あわせて依頼すれば短時間で全てを済ませることができます。

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遺品整理とは、故人の部屋に取り残されたもののうち、ご遺族が思い出として残すお品と、リサイクルできるもの、粗大ごみとして処分するものに分けてそれぞれ各種手配を行う作業です。
先ずは遺された物品の中から、ご遺族が遺品として保管する物品をより細かく仕分けをする作業が最初となります。

遺族が遺品として持っていくべきものは、主に3種類あります。

  • 貴金属や現金、通帳、銀行のカードなどのそのままの金銭価値のあるもの
  • アルバムや手紙など、故人との思い出に関連した品、生前の姿がわかる記念写真など
  • 眼鏡などの生活用品や着物、アクセサリーなど、故人が好んで使っていた身の回りの品

 

このような物品の仕分け作業をご遺族自身で行うと、どうしても悲しみで気持ちが沈んでしまったり落ち込んでしまったりします。

特殊清掃業者は、お部屋の清掃だけでなく、こういった遺品整理についても請け負っています。

遺族に確認しながら、遺族として残しておく品、不用品として処分品の仕分けを行ってくれます。

特殊清掃そのものとは別料金になる事が多いですが、ご遺族が過度に落ち込んでしまうことは、故人を送り出す上でも良いことではありません。

プロの遺品整理士なら、大量に残された遺品の中から迅速に形見分けを行い、心のケアも行います。

 

(4) 「孤独死の腐敗したお部屋に入るとき」のまとめ

  • 遺体のあった部屋に残された腐敗臭は強烈なものになるため一般の方の入室は体調不良の原因にも。立ち入る前に特殊清掃業者に適切な処置を依頼することが最善です。
  • お部屋の消臭後の遺品整理についても引き続き、特殊清掃業者に依頼することができます。

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